声帯ポリープが自然治癒するか否か等について
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声帯ポリープとは喉に発生する疾患の一種で、喉の一つの部分である声帯にポリープが出来るというものです。
そもそもポリープとは出来物の事で、細胞が異常に増殖してしまう事が原因となって発生します。
大きさは数ミリから数センチ程度になり、一か所に一気に複数個出来る事も少なくないです。
この疾患を発症してしまう原因については様々ありますが、特に声の酷使が原因となる事が多いとされています。
例えば長時間に渡ってカラオケをしたり、何等かの理由で声を張り上げる等が要因となります。
その結果、声帯の粘膜にある血管が破れる事があり、それを修復する課程で出来物が出来てしまうのです。
他にもヘビースモーカーだったり、飲酒の回数や量が多かったりしても発症する可能性があります。
声帯ポリープを発症した場合の症状としては、多くの人が声がかすれるという症状に見舞われます。
また高い声が出しにくくなる場合もあり、通常よりも声が低くなってしまいます。
この疾患の治療方法としては、消炎剤やステロイド薬を用いた薬物療法を行なうのが一般的です。
ただ薬物療法を続けても効果が見られない場合には、手術によって患部の切除を行なう事もあります。
ちなみに症状が急性のものの場合には、しばらく経つと自然治癒してくれる事も有り得ます。
自然治癒をさせるためには一定期間に渡って声を出す事を控えて、声帯を充分に休ませる事が必要不可欠です。
この期間は症状の重さ等によって異なりますが、長い人の場合は数カ月を要する事もあります。
