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放置すると悪化する可能性もある声帯ポリープについて

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 声帯ポリープとは喉に関わる疾患の一種で、放置すると症状が悪化する可能性があります。
声帯とは喉にある部分の一つで、声を出す時に重要な役割を担っており、この部分に障害が起きると発声に影響が出ます。
 そして病名にもなっているポリープとは体のあらゆる所に発生する出来物の事で、細胞が異常増殖する事が原因となっています。
大きさは数ミリから数センチと幅があり、一度に複数が発生する事も少なくないです。
 この疾患を発症した場合に出る症状としては、声がかすれたり通常より低くなる、声が出なくなる等が挙げられます。
また、治療を行わずに放置を続けると悪化して気道が狭くなり、息苦しさを感じたり高い声が出せなくなったりもします。

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 また声帯ポリープが出来ると無意識に発声方法を変えてしまう事から、放置期間が長くなるほど正常な発声が難しくなります。
こうなってしまうと治療完了後に発声を修正する訓練をしても、回復するまでに長い時間を要する場合もあります。
そのため出来るだけ早く病院を受診して、適切な治療を行う事が望ましいと言えます。
 声帯ポリープの治療では出来るだけ声を出さないようにして、患部を安静な状態に維持する事が大切です。
これと合わせて患部の炎症が激しい場合には、消炎薬等を用いた薬物療法を行なって炎症の改善を目指す事もあります。
 ただ、患部の安静や薬物療法を続けても症状の改善が見られない場合には、手術も選択肢として出てきます。
ちなみに手術は顕微鏡下で行なうのが一般的で、その際には全身麻酔をする事も少なくないです。

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