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子宮頚管ポリープが悪性になる可能性等について

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 子宮頚管ポリープとは女性特有の疾患の一種で、子宮と子宮口を繋ぐ管にポリープが出来るという疾患です。
そもそもポリープとは体の様々な部分に出来る出来物の事で、大きさは数ミリから数センチになります。
一つの器官に一度に複数が出来る事もあり、発生した場所によって色んな症状が出る事があります。
 子宮頚管に出来る物はほとんどが数ミリ程度のもので、例え大きくなったとしても1センチくらいにしかならないです。
ちなみに発生したとしても、少量の不正出血が見られる程度で痛みもほぼない事から放置してしまう人もいます。
そのため検診を受けた時に初めて発見されるというパターンも多く、発見が遅くなる傾向にあります。
また放置を続けると大きくなっていく場合もあるので、定期的に健診を受ける等といった普段からのチェックが大切です。

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 ちなみに出来物と聞くと悪性腫瘍に変化する可能性を心配する人もいますが、この疾患に関しては悪性腫瘍になる可能性は低いと言えます。
つまりほとんどが良性という事で、小さな物であれば放置を続けても問題はないとされています。
 しかし放置を続けて大きくなってしまうと、妊娠を望む時に悪影響を及ぼす事もあるので、多くの人は放置せずに治療を行います。
 具体的な治療方法としては切除を行なうのが一般的で、ポリープを根元から完全に切除します。
ただ妊娠している時に発生した場合は、妊娠状態等を鑑みて治療方法や治療時期等が決定されます。

 

 ちなみに子宮頚管ポリープが発生していたら妊娠出来ないかと言うと、決してそんな事はないです。
ただ性行為中に出血する可能性等があり、性行為が面倒になる事があるので、そういう意味では妊娠しにくいと捉える事も出来ます。
そのため出来れば見付かった時点で切除をしておいてほうが、後々のためには良いと言えます。
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