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胆嚢ポリープの種類と手術の値段や入院費用

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胆嚢ポリープには、コレステロールによってできるものと、腫瘍性のものの2種類があります。
前者は、胆嚢内にコレステロールがたまり、それが固まった上でくっつくことでできます。
自然にはがれ落ちることも多く、がん化することもありません。
そのため特に治療は必要ないとされています。
胆嚢ポリープの9割以上がこのコレステロール性のものとなっています。
ところが残り1割は、粘膜が異常に増殖して盛り上がることでできる、腫瘍性のものです。
腫瘍性のポリープには、良性ものと悪性のものとがあります。
粘膜が炎症を起こすことで盛り上がっている場合には、良性とみなされます。
炎症が原因ですから、この場合は炎症を抑える治療がおこなわれます。

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炎症ではなくがん細胞の増殖が原因で粘膜が盛り上がっている場合には、悪性とみなされます。
この場合は、がん細胞を放置しておくと、どんどん悪化して胆嚢以外の臓器や組織にも転移していくことになります。
そのため発見された場合には、早めに手術による摘出がおこなわれます。

 

手術の値段は、胆嚢ポリープの数や大きさにもよるのですが、一般的には10万円ほどとなっています。
そして手術を受けるには、その前後に合計10日ほど入院することが必要となります。
したがって手術の値段に加えて、入院費用も別途かかることになります。
入院費用は10日分で約10万円なので、トータルで20万円ほどかかるという計算になります。

 

ただし高額療養費制度を利用することが可能なので、実際の費用負担は8万円ほどで済むことが多いです。

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