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大腸ポリープの治療と悪性になる原因について

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人間は、生きている限り細胞分裂を繰り返しますが、この細胞分裂は通常は、既に存在している細胞をコピーすることでおこなわれます。
しかし稀に、コピーミスが生じて異常細胞が作られてしまうことがあります。
このコピーされた異常細胞もまた、増殖をするのですが、これによってガンを発症することになります
細胞分裂は、衝撃や摩擦などによってダメージを受けた部分では、特に多くおこなわれます。
細胞分裂がおこなわれるほど、異常細胞が作られる可能性が高くなるので、ガンを防ぐには体に不必要な刺激を与えないことが大事です。ところが大腸の中にできる大腸ポリープは、腸のぜん動運動によって便が移動するたびに、表面に刺激を受けることになります。
便は、食事をすることで作られますし、生きるためには食事をやめるわけにはいかないので、大腸ポリープは頻繁に刺激を受け続けることになるわけです。そのため異常細胞が作られ、大腸ポリープは悪性になってしまうことがあります。

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良性のままなら、基本的には大きくなりませんが、悪性になるとどんどん大きくなっていきます。
すると便による刺激で表面が削られて、出血を起こすようになります。血液の混ざった状態で便が排出されるので、この時点で悪性になっていることに気づく人も多くいます。
そのため大腸ポリープは、良性の段階でも、悪性化する可能性がある場合には、切除による治療がおこなわれています。
切除は、昨今では肛門からのファイバースコープの挿入によって、比較的簡単におこなうことができるようになっています。
開腹手術と異なり、体への負担が少ないので、日帰りも可能です。ただし、ファイバースコープでは切除が困難な場所に大腸ポリープができている場合には、腹腔鏡下手術がおこなわれます。
お腹に1センチほどの小さな穴を開けて、そこから細い鉗子を挿入して、切除するという手術です。
いずれの場合も、切除することで便による刺激を受けなくなるので、悪性化は防がれるようになります。

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