大腸ポリープ　症状　下痢

ポリープ　種類　治療 ＞ 大腸ポリープの原因や症状、悪性や食事について ＞ 繰り返す下痢は大腸ポリープの症状のひとつです

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体が冷えたり、水分をとりすぎたりすると、下痢をするという人は多くいます。
しかし、特に体が冷えたわけでもなく、水分を過剰にとったわけでもないにも関わらず、たびたび下痢をするという人もいます。
そのような人は、大腸ポリープが原因となっている可能性があります。
大腸ポリープは、文字通り大腸の内部にできたポリープつまりコブで、これは5ミリ以下という比較的小さなものなら、体には大きな悪影響をもたらしません。
しかしある程度大きなものだと、この部分に便が引っかかりやすくなります。
するとスムーズな排便がおこなわれなくなり、便秘となってしまいます。便が引っかかって排出されずにいる間にも、食事がおこなわれれば、その分新しい便が作られることになります。
すると、大腸内の便はどんどん増えていきますし、それによって大腸ポリープは強く圧迫されることになります。
そしてその量と力とに負けると、たまっていた便が、下痢として一気に流れ出るようになるわけです。

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しかし、再度の食事により新しい便が作られると、その便は再び大腸内で引っかかることになります。
それにより便秘となりますし、便が増えすぎることで一気に排出されます。
このように大腸内にポリープができると、便秘と下痢の症状を繰り返すようになるのです。
先述したように大腸ポリープは、5ミリ以下の小さなものなら、放置しておいても特に問題はありません。
しかし6ミリ以上の大きさのものだと、上記のような症状が起こりやすくなります。しかもそれほどの大きさだと、良性ではなく悪性という可能性も生じてきます。具体的には、そのサイズの大腸ポリープの約1割が悪性なのです。
20ミリを超えている場合、その4〜5割が悪性というデータも出ています。そのため、スムーズな排便がおこなわれなかったり、下痢をしたりといった症状を繰り返すようになったら、念のために大腸の検査を受けることが必要です。仮に悪性だったとしても、早期発見の場合は高確率で完治させることが可能なのです。

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