胆嚢ポリープと痛みについて
胆嚢にトラブルがあると、時にみぞおち部分に痛みが現われることがあります。
このような痛みが食後に起こる場合には、胆石症などの可能性があるのです。
さらに発熱や激痛などが現われると、胆嚢が炎症を起こしていることも考えられるのです。
このように、胆嚢は実際様々な症状を引き起こします。
胆嚢ポリープの場合には、通常は余り自覚症状を感じることはないといされています。
ですが、人によってはみぞおち部分に何らかの痛みや不快感を感じることもあり、症状には気を配る必要があるのです。
胆嚢ポリープに合併して胆嚢炎を起こしている場合には、こういった症状が現われることもあります。
胆嚢ポリープは、エコー検査などを通じて偶然発見されることが多い病気です。多くの場合は良性であるため、そのまま定期的な観察を続けていけば特に問題はないとされています。
ですが、急激に大きくなる場合や特定の所見を示すポリープの場合には一度精密検査を受けておく必要があるのです。
ポリープは、粘膜などに発生するイボ状の腫瘍です。通常はポリープがあることで自覚症状が現われることは少ないと言えます。
ですが、感覚には個人差があるため時に痛みや不快感を感じる方もいる訳です。
胆嚢部分には石が出来やすいこともあり、みぞおち部分のトラブルはある程度の年齢になると比較的多く発生します。
このような場合には、ポリープなどが出来ている可能性もあるため、自己判断せずに内科や消化器科を受診することが大切になるのです。
胆嚢ポリープを手術で摘出することになった場合には、一般的に腹腔鏡手術が選択されます。
この方法では数カ所の穴をお腹に開けるだけで治療が出来るため、体への負担も大幅に抑えられます。
入院期間も短くて済み、あらゆる点でメリットが大きいのです。
胆嚢ポリープは、発見された時点からの状態の変化が極めて重要となります。
ですので、定期的な経過観察を続けて行く必要があるのです。大きくなるスピードが速い場合には、がんの可能性も出てきます。
